離婚をするには

離婚の種類

離婚する方法には

①協議離婚②調停離婚③審判離婚④判決離婚⑤和解離婚⑥認諾離婚の6種類があります。

日本では約90％が協議離婚を選択しています。

 

協議離婚の不合意の場合→調停離婚を目指します。

調停離婚が不成立の場合→裁判離婚を目指します（調停前置主義）。

 

 

裁判離婚　～離婚訴訟を提起する場合～

離婚訴訟を提起する場合は、法定離婚事由（法律が定めた離婚理由）が存在しなければなりません。

裁判で離婚が認められる条件は、民法770条1項に規定されています。
5つの事由うち、どれか1つが認められることが必要です。

夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

１　配偶者に不貞な行為があったとき。
２　配偶者から悪意で遺棄されたとき。
３　配偶者の生死が３年以上明らかでないとき。
４　配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
５　その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

2項には、棄却することができる規定が定められていますので、離婚不成立となる事もあります。